it.story 紡ぎはじめた未来へのストーリー 想像以上の未来へ!

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想像以上の未来へ!



「hotel it.の真ん中にくるものは『地域貢献』なんです」と、坂野氏は口グセのように話す。地域の文化や人を紡ぐと結果何になるかって言うと、地域貢献になるんだと。

「東ビルエンタープライズがやってきたホテル業も不動産事業も、結局地域貢献なんですよね。そのエリアにたくさん人がやってくるということは賑わいが作られるということ。そんな、ホテルを作ることで人が集まるという地域貢献のカタチから、「hotel it.」はさらにもう一歩未来へと進んでいるんです。集まってきた人たちに対してしっかりと地域のことを知ってもらう、体感してもらう、つなげる、ということに意義がある地域の人に愛される場所にしたいし、提供しているものも地域に紡がれたものにしたい。地域性を糸として紡いでいく、編集していきたいと思います」

意図(it)せぬところで生まれた「hotel it.」。一歩進んだ地域貢献という新たな指針も、スタッフ内で共有していくのに随分と時間を費やしてきた。河野事業部長はこう語る。


「やっぱり新しいことに挑戦するってすごく勇気がいるし、全員の考えを変えていかなきゃいけないじゃないですか。そう簡単に右から左っていうようにはいかない。だけど、いいホテルというのは、スタッフたち自身が一番に楽しめているホテルだと思うんです。ここで働けてうれしいと、胸を張って言えるような職場環境というのかな。そのためには、一人一人が勇気を持って新しい世界に飛び込んでみる、それを仲間どうしで盛り上げていくことが必要。「hotel it.」は開業まで、その長い道のりを全員で歩んできました。これからもそう。スタッフ自身が、もっともっと新しいことないかなという好奇心を持ったり、必要以上にフロントに立たなくていいから、どんどんロビーに出てゲストと触れ合って紡いでいく、外に出て地域と紡いでいけるような雰囲気を大事にしていきたいと思っています」

 



いい意味で垣根がないホテル。その目指すところは、坂野氏も同じだ。

「hotel it.は21世紀型の設計なんです。想像以上の未来へと紡いでいくホテル。時代が移り変わる今だからこそ、人それぞれ言語や価値観の違いも当然あるからそこが大変でもある代わりに、そこがめちゃくちゃ楽しいところかなというところです、おそらく。今までないものを作っているから、そこがハードルになるのも事実。でもそれってやりがいしかないなと。ホンマに未来は想像以上です。まさか自分としても、hotel it.に携わることでこんなに見聞を広げることになるとは思ってなかったですもんね」